伊東市議会 > 2020-09-14 >
令和 2年 9月 定例会−09月14日-06号

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  1. 伊東市議会 2020-09-14
    令和 2年 9月 定例会−09月14日-06号


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    最終取得日: 2021-09-25
    令和 2年 9月 定例会−09月14日-06号令和 2年 9月 定例会             伊東市議会9月定例会会議録(第15日)                 令和2年9月14日 ●議事日程  令和2年9月14日(月曜日)午前10時開議 第1 一般質問 第2 市議第22号 伊東市消費生活センター条例 第3 市議第23号 伊東市経済変動対策資金貸付金新型コロナウイルス感染症対応枠利子補給基金条例 第4 市議第24号 伊東市税賦課徴収条例の一部を改正する条例 第5 市議第25号 伊東市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する条例 第6 市議第26号 伊東市手数料徴収条例の一部を改正する条例 第7 市議第32号 伊東市新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対する傷病手当金の支給に関する条例の一部を改正する条例 第8 市議第29号 令和2年度伊東市一般会計補正予算(第7号) 第9 市議第30号 令和2年度伊東市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 第10 市議第31号 令和2年度伊東市下水道事業会計補正予算(第1号) ●会議に付した事件 議事日程と同一。
    出席議員(20名)  1番  田久保 眞 紀 君        2番  仲 田 佳 正 君  3番  鈴 木 絢 子 君        4番  浅 田 良 弘 君  5番  石 島 茂 雄 君        6番  大 川 勝 弘 君  7番  中 島 弘 道 君        8番  杉 本 一 彦 君  9番  佐 藤 龍 彦 君       10番  重 岡 秀 子 君 11番  佐 山   正 君       12番  四 宮 和 彦 君 13番  杉 本 憲 也 君       14番  井 戸 清 司 君 15番  鳥 居 康 子 君       16番  篠 原 峰 子 君 17番  長 沢   正 君       18番  佐 藤   周 君 19番  宮 ア 雅 薫 君       20番  青 木 敬 博 君 ●説明のため出席した者 市長                   小 野 達 也 君 副市長                  若 山   克 君 副市長                  中 村 一 人 君 企画部長                 杉 本   仁 君 企画部情報政策課長            稲 葉 信 洋 君 理事                   奥 山 貴 弘 君 危機管理部長危機管理監         近 持 剛 史 君 危機管理部危機対策課長危機管理監代理  吉 ア 恭 之 君 総務部長                 浜 野 義 則 君 総務部財政課長              木 村 光 男 君 同課税課長                萩 原 智世子 君 市民部長                 三 好 尚 美 君 市民部市民課長              大 川 雄 司 君 同保険年金課長              肥 田 耕 次 君 健康福祉部長               松 下 義 己 君 健康福祉部社会福祉課長          稲 葉 祐 人 君 観光経済部長               西 川 豪 紀 君 観光経済部観光課長            草 嶋 耕 平 君 同産業課長                鈴 木 康 之 君 建設部長                 石 井 裕 介 君 建設部次長兼建設課長            田 郁 雄 君 同都市計画課長              日野原   武 君 会計管理者兼会計課長           鈴 木 惠美子 君 上下水道部長               大 川   毅 君 上下水道部下水道課長           村 上 千 明 君 教育長                   橋 雄 幸 君 教育委員会事務局教育部長         岸   弘 美 君 教育委員会事務局教育部次長教育総務課長 相 澤 和 夫 君 同幼児教育課長              稲 葉 育 子 君 監査委員事務局長             富 岡   勝 君 ●出席議会事務局職員 局長      冨 士 一 成   局長補佐  森 田 洋 一 主事      山 田 拓 己   主事    福 王 雅 士                 会        議                 午前10時   開議 ○議長(佐山正 君)おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。                 ━━━━━━━━━━━━ ○議長(佐山正 君)まず、諸般の報告をいたします。  本日の議事日程は、改めて作成、配付いたしました。  以上で諸般の報告を終わります。                 ━━━━━━━━━━━━ ○議長(佐山正 君)これより議事に入ります。 △日程第1、一般質問を去る9月11日に引き続き行います。  一般質問は、申合せにより、1人50分以内、関連質問なしで行います。  質問準備のため、暫時休憩いたします。                 午前10時   休憩                 ───────────                 午前10時   再開 ○議長(佐山正 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  5番 石島茂雄君の一般質問を許します。               〔5番 石島茂雄君登壇、拍手〕 ◆5番(石島茂雄 君)皆さん、おはようございます。今議会でも一般質問の大トリとなりました無会派の石島茂雄です。どうぞよろしくお願いいたします。  新型コロナウイルス感染症によりまして、本市の経済も極めて厳しい状態が続いております。それに対し、本市でも新型コロナウイルスに対する特別委員会が設置され、また、今定例会におきましても他の議員から多くの質問が出されました。ですので、私の今回の一般質問も、前回と同様に、このような暗い情勢の中で市民の方々の気持ちが少しでも明るく、そして前向きになれるような提案型の3点の質問とさせていただきます。  では、通告に従いまして、まず1点目の質問です。昨年の12月定例会でも質問いたしましたが、本市にゆかりのある著名人に関する観光文化施設について、阿久悠さんの功績をたたえるとともに、観光資源にもなり得る阿久悠ロード及び八代亜紀さんが歌った「舟唄」の記念碑などの建立に関して見解を伺います。  新型コロナウイルス感染症対策のため1年間延期になった東京オリンピック・パラリンピックが来年開催される予定です。それに伴って、会場となります伊豆市やそのお隣の伊豆の国市、観光客の移送の拠点ともなる本市、それらをつなぐ道路伊東大仁線が整備されて、とてもよく快適に走れるようになっております。ですから、東京五輪終了後も伊豆半島の中央部から伊東に来る方々も増えるでしょう。そのときに、そこの玄関口が宇佐美ということになります。その宇佐美に30年以上も住まわれて、日本国中に多くの感動と勇気を与え、日本の芸能界に多大な功績を残された偉大なる作詞家、阿久悠さんを本市としてもたたえる記念館や記念碑、歌碑などを建立し、同時に観光資源として活用させていただける、そのことについてお伺いいたします。  では、2点目の質問ですが、仲田議員も先日の一般質問で取り上げていらっしゃいましたが、観光トイレについてです。仲田議員からは主に環境整備に関する質問でしたが、私の提案は、今後、観光トイレが整備されていった上で、市内に38か所ある観光トイレを、またこれも本市の観光資源として活用するために、観光トイレ全てを利用して周辺観光スポットの紹介や伊東市のPRなどにつなげていったほうがいいと思いますが、そのことについてお考えをお伺いいたします。  3点目、最後の質問となります。4月16日、新型コロナウイルス感染拡大により緊急事態宣言が全都道府県に及び、それによりまして本市でも多くの宿泊客のキャンセルが発生いたしました。  では、お伺いいたします。伊豆・伊東顧客ロイヤリティ向上事業は、大型連休中に新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにキャンセルされたお客様に対し、手紙と本市の名産品を送付する事業として実施されました。この事業の企画から実施に至った経緯及びこの事業によって今後見込まれる観光客誘致の効果についての展望をお聞かせください。  今回の質問は以上になります。ご答弁のほど、どうぞよろしくお願いいたします。                〔市長 小野達也君登壇〕 ◎市長(小野達也 君)5番 石島議員の質問にお答えいたします。  初めに、昨年の12月定例会で質問した、本市にゆかりのある著名人に関する観光文化施設について、阿久悠氏の功績をたたえるとともに、観光資源にもなり得る阿久悠ロード及び「舟歌」の記念碑建立に関しての見解についてであります。本市にゆかりのある著名人に関する文化施設につきましては、昨年12月の市議会定例会でも答弁させていただいたところでありますが、その中でも、多くのヒット曲を世に送り出し、本市にゆかりのある阿久悠氏の功績を顕彰し、ゆかりのある場所をつないだ道を阿久悠ロードと位置づけ、観光資源として活用していくなどの取組につきましては、どのような形で本市の観光や文化に生かすことができるかについて、地元住民や関係者と十分協議する中で検討していく必要があるものと考えております。また、現在、宇佐美ポケットパークには阿久悠氏の詩碑が建立されておりますが、議員ご提案の「舟歌」の記念碑建立につきましても、その由来などを十分検証する必要があり、また、著作権などの課題等もありますことから、慎重に検討していく必要があるものと考えております。加えて、近年は旅行者の旅行形態や価値観などニーズの多様化が進んでおり、これらの取組を観光資源としてどのように活用し、誘客施策として進めていくかが非常に重要でありますことから、幅広く皆さんのご意見等も伺いながら検討してまいります。  次に、市内38か所の観光トイレ観光資源として活用するために、観光トイレにおいて、周辺観光スポット等のPRを行ってはいかがかについてであります。本市の観光トイレにつきましては、多くの来遊客が訪れる観光スポットを中心に設置しており、トイレ自体観光資源として捉える中で、各トイレにユニークな名前をつけ、個性あふれる快適なトイレの整備を進めてきたところであります。観光トイレにおいて、周辺観光スポット等のPRを行うことにつきましては、現在、伊東マリンタウン内に設置している幸せの黄色いトイレや、昨年度に整備いたしました伊東駅前観光トイレでは、入り口にモニターを設置し、本市の観光PR動画を映してPRを行っているほか、地久保の森や一碧湖など市内の各ジオサイトに設置している観光トイレにおきましては、トイレの外側にジオパークの説明看板を設置し、ジオサイトの成り立ちや周辺ジオサイトの情報などを掲示しております。今後におきましては、優先順位をつけた中で順次進めております観光トイレの改修等に併せ、それぞれの状況を踏まえた中で、周辺観光スポット等PR方法について検討してまいります。  次に、伊豆・伊東顧客ロイヤリティ向上事業は、大型連休期間中に新型コロナウイルス感染症拡大防止のために宿泊をキャンセルしたお客様に対し、手紙と本市の名産品を送付する事業として実施されたが、実施に至った経緯及び見込む効果についてであります。新型コロナウイルス感染拡大により、4月16日に緊急事態宣言対象エリアが全都道府県に広がり、不要不急の外出の自粛が求められたことから、本市の宿泊施設においても、5月の大型連休を中心に予約のキャンセルが多数発生する状況となりました。  そのような状況の中でも、市内経済の活性化をどのように図っていくか、また、感染症の収束後にはどのような施策を講じる必要があるかなどを検討するため、市内経済3団体と交通事業者若手職員が中心となり、Restart ITO プロジェクトが結成され、そのプロジェクトの検討の中で、本市を旅先として選んでいただいたものの、やむなくキャンセルされたお客様に対し、感染拡大防止へのご協力に謝意を示すとともに、収束後には本市にお越しいただきたいというメッセージを込めたお手紙と本市の名産品を贈る伊豆・伊東顧客ロイヤリティ向上事業が提案され、旅先として本市を選んでいただいた方への感謝を伝える効果的な施策であると判断し、実施に至ったところであります。  事業の効果といたしましては、名産品を贈ったお客様から観光協会に対して、本市の観光を応援するメッセージや、「感染症の終息後には必ず伊東市へ行きます」などのお言葉を多数いただいたほか、中には既に本市を訪れ宿泊いただいた方もおられるとの報告もあったことから、本事業の目的の一つである本市のイメージアップを図ることができたものと考えており、また、売上げが減少していた市内の小売事業者への支援にも一定の効果があったものと考えております。以上であります。 ◆5番(石島茂雄 君)ありがとうございました、では、2次質問に入ります。少し順番を変えまして、まず観光トイレについてから質問させていただきます。今も市長からご答弁に出てきましたが、マリンタウンの幸せの黄色いトイレ伊東駅前観光トイレは、もう観光目的を果たしているということで、私の提案には入りませんので、この2つを除きまして、それ以外の36か所の観光トイレにおきまして、例えば、トイレの中の洗面台の上あたり展示用スペースまたは掲示板みたいなものをつくって、そこに近隣の観光スポットの写真や地図、また四季折々に見られるその付近の動植物の写真やイラストなどを展示して、それを各時期によって定期的に交換していくということはどうでしょうか。男性トイレにおいては、小便器の上あたりにかけますとちょうど視線が合ったりもしますので、そこも活用できるのではないかと思います。  それが定着したとしまして、その観光トイレを利用される方は、考えようによっては、用も足せて、楽しめ、おまけに近隣の観光スポットも知ることができるという、1粒で2度ならぬ3度おいしい観光トイレにもなり得ると思いますが、いかがでしょうか。 ◎観光経済部長西川豪紀 君)ただいま議員ご提案の、各観光トイレの中に観光のPRであるとか写真、そういうのを掲載したらどうかというご提案ですけれども、そういった部分につきましては、トイレの改修を行わなくても実施が可能だと思われますが、いずれにいたしましても、各トイレの状況等がございますので、そういったものも踏まえながら今後検討してまいりたいと考えてございます。以上です。 ◆5番(石島茂雄 君)どうもありがとうございます。  もう一つの提案ですが、私の出身地の横浜では、横浜駅に、使用後、気持ちだけお金を置いていくというチップ制トイレがありましたが、いずれ本市観光トイレにおいても、チップ制のような有料化も維持管理のために有効ではないかと思いますが、そういう点はいかがでしょうか。 ◎観光経済部長西川豪紀 君)ただいまのトイレチップ制というご提案ですけれども、確かにトイレ清掃費用の捻出に当たっては、そのチップが活用できるということもございますし、利用者を制限するという意味合いにおきましても、防犯につながるということで、一定のメリットがあるということは認識してございます。しかしながら、本市の観光トイレにつきましては、観光スポットを訪れていただいたお客様に気持ちよくご利用していただくということも考えてございますし、そういった中で、利用者の方にご負担をお願いするのではなくて、場所によっては地域の皆さんに清掃等のご協力をいただきながら、市が責任を持って維持管理していく、そういうことで本市のイメージアップにつながるということでございますので、現状チップ制というものは考えてございません。以上です。 ◆5番(石島茂雄 君)ありがとうございました。ちょっと横道にそれますが、天才と言われるビートたけしさんがラジオ番組の中でこうおっしゃっていたことがあります。「大した才能もない俺が、いろいろな賞を取ったり、ましてここまでやってこれたのは、弟子の頃から厳しく師匠にトイレだけはきれいにしろと言われ、それをずっと守っていて、今でも入ったトイレが汚なければ、汚したのが誰であってもきれいにする」と話していました。いずれにせよ、観光トイレは伊東市の顔でもありますので、これからも市民の方々とともに、いろいろなアイデアを出し合って、観光トイレの名にふさわしいものにしていただけますようにお願いします。ありがとうございました。  次に、伊豆・伊東顧客ロイヤリティ向上事業について2次質問です。私はとてもすばらしい取組だったと思います。先ほどの市長のご答弁でも、名産品を贈ったお客様から感謝と応援のメッセージが寄せられたとありました。私はその方々の気持ちがよく分かります。7年前まで横浜で暮らしていた者として、本当によく分かります。名産品を贈ってくださった方々の温かい思いやりの気持ちが都会にいると胸に響くんですね。中には感動された方もいらっしゃったと思います。  そこでお伺いします。今回のこの事業でお客様に出した手紙の数、また、それによって実際に名産品を贈った件数はどのくらいだったでしょうか。また、何を名産品にしたのでしょうか、お聞かせください。 ◎観光課長(草嶋耕平 君)お答えいたします。  今回キャンセルされたお客様に発送した手紙の数が4,769通となっております。それから、その中に返信用のはがきを同封させていただいて、そこに名産品の種類を書かせていただいて、ご希望を取ったというところで、その返信のはがきの数でございますが、それが4,028件でございます。それから、名産品の種類でございますが、4種類ございまして、銘菓の詰め合わせ、干物の詰め合わせ、ミカン、お茶、この4種類になってございます。以上です。 ◆5番(石島茂雄 君)ありがとうございます。非常に多くの手紙、あと反応があったということで、うれしく思っております。それで、先ほどは贈られたお客様の反応を伺いましたが、逆に贈った側の宿泊施設の皆様の声はどのような反応だったでしょうか。加えて、近隣の市町からの反響などございましたらお聞かせください。 ◎観光課長(草嶋耕平 君)この事業に参加した宿泊施設の皆様からの感想といいますか、お声というところでございますが、ちょっと紹介させていただきますと、「観光地としてお客様を大切にしていることが伝えられて、とてもよい企画だったと思います」ですとか、「大変すばらしい企画に参加させていただき感謝します」ですとか、「お客様とさらなる信頼関係が築けました。また、丁寧なご対応に感謝します」など、これはほんの一部でございますがこのようなお声をいただいております。それから、周辺市町の反応といたしましては、今回のこの事業がこれまでになかなかなかった事業内容ということもありまして、伊豆半島の中でも話題になりました。美しい伊豆創造センターから各市町に対してこの事業が紹介されまして、各市町でもやったらどうですかというようなご紹介をしていただいたところでございます。以上です。 ◆5番(石島茂雄 君)ありがとうございました。本当にすばらしいアイデアで、それによってお客様をつなぎとめる心の結びつき、今後の観光対策には目に見えない結びつきも非常に大切だと思いました。今後も、コロナ問題収束については不透明ではありますが、収束後はさらに多くの観光客の方々に来てもらえるように、このRestart ITO プロジェクトを活用して、さらにすばらしい観光対策を企画していただき、実行していってほしいと思います。ありがとうございました。  では最後に、阿久悠ロード等につき2次質問いたします。ここで少し阿久さんについて皆様にご紹介します。阿久さんは淡路島出身、1976年に横浜から宇佐美に移住されました。39歳のときです。その前は横浜にお住まいでした。私の家から五、六分のところに住んでおりました。そして、移住された年から、何と、都はるみ「北の宿から」、翌年、沢田研二「勝手にしやがれ」、その翌年、ピンク・レディ「UFO」で3年連続レコード大賞を受賞しております。その翌年、宇佐美でのイカ漁を基につくられた八代亜紀の「舟唄」で、ちょっと調べたところ、これは恐らく阿久悠さんが鈴木藤一郎さんという方と舟での会話を基につくられたのではないかという可能性が強いと思っております。その「舟唄」がレコード大賞金賞、その翌年は、やはり八代亜紀「雨の慕情」でレコード大賞を受賞しております。ほかにも数え切れないほどのヒット曲阿久悠さんは宇佐美で書いています。  ここで一つ提案といいますか、阿久悠さんのヒット曲はこれだけありますので、阿久悠さんの楽曲だけを使ったカラオケ大会観光会館あたりで全国に発信してやってみる、このような企画はいかがでしょうか。 ◎観光課長(草嶋耕平 君)議員ご提案の阿久悠さんの曲限定のカラオケ大会というところだと思います。そのような阿久悠さんを顕彰したようなイベントにつきましては、地域の皆様ですとか、それに賛同するような方々が、そういう思いを持ってそういうものを企画していただいて開催をしていただく、そういうことは非常にいいことかなと思っております。それに対して市のほうは、できることはバックアップしたりとか、サポートするとか、ご協力できるところはご協力していければと考えております。以上です。
    ◆5番(石島茂雄 君)ありがとうございます。既に宇佐美の有志の中では、海峰苑にお住まいの方の中で、一月に1度ほど、今はコロナでお休みだそうですけれども、弾き語りによって阿久悠さんの歌を歌おうという会がずっと続いてはおります。こういうものを一つ一つ大きく積み重ねて、カラオケ大会というのを開けたらすばらしいと感じております。  その阿久悠さんは日本の国民に希望や夢を与えてくださり、多くの人々から愛され、尊敬された阿久悠さん、この方が心から愛したところが宇佐美なんです。阿久さんは、身近な方、これは私が聞いた方です。ずっと海峰苑で阿久さんの近くにいたときに、こう言っていたそうです。いい土地にはいい人が住み、いい歌があると。いい土地、すなわち宇佐美です。いい人、伊東の皆さんです。いい歌、これは「みかんの花咲く丘」を言っていたそうです。この言葉からも阿久悠さんがどれほどこの宇佐美を愛していたかが僕さえもよく分かります。しかし、残念なことに2007年に70歳で他界されました。  ここで1つお伺いします。知っていればでよろしいんですが、阿久さんが亡くなって数年後に奥様がご自宅の家と土地を伊東市に寄贈なさろうとした、そのような申出があったかどうか聞いたことがありますでしょうか。知らなければいいです。 ◎観光課長(草嶋耕平 君)申し訳ございません。知識不足で、私はそのような話を承知しておりません。以上でございます。 ◆5番(石島茂雄 君)僕の聞いた話ですと、海峰苑の道路事情、あと亡くなったときはまだ物すごい人気でしたから、ファンの方々が来てしまうと周りに住んでいる皆さんに迷惑をかけるということでお断りになったとも伺っていますが、その点はちょっと分からないんですけれども。それでか分かりませんが、阿久悠さんの遺品なり遺稿は、今、明治大学に阿久悠記念館として貯蔵されております。そこのところに阿久悠さんの海峰苑の仕事部屋がそのまま再現されているそうです。そういった宇佐美を愛した阿久悠さん、その記念碑をどこかに建てていただき、そして「舟唄」が生まれた留田のどこかに歌碑を建立し、そこをつなぐ道を阿久悠ロードとして功績をたたえるとともに、観光資源としても活用させていただけますように引き続きご検討をお願いいたします。  最後に、1つ心を打つお話をさせていただきます。それで私の質問を終わりにいたします。1972年、熱海市立熱海中学校から独立しました、ここからも見えます、初島小・中学校、そこには校歌がなく、子供たちはいつも寂しい思いをしていたそうです。校長先生は、バス旅行へ行っても歌う校歌がない、そういう子供たちを見て、何とか子供たちに校歌を歌わせてあげたいと、いつも心に思っていたそうです。初島の子供たちも、その依頼するお金のために一生懸命漁のお手伝いをし、お金をためたそうです。1980年、校長先生は意を決して一通の手紙をある作詞家に出しました。その手紙を受け取った作詞家は、手紙につづられた子供たちの校歌に対する思いに心打たれ、すぐに初島に訪れ校歌をつくったそうです。その校歌を初島の子供たちは感謝の思いを込めて歌い続けているそうです。  それではご紹介しましょう。熱海市立初島小・中学校校歌「地球の丸さを知る子どもたち」、作詞阿久悠、作曲三木たかしさんです。そして、阿久悠さんは生前こう言っていたそうです。本当は伊東の子供たちにも校歌をつくってあげたかったと。  以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。心から感謝いたします。 ○議長(佐山正 君)以上で5番 石島茂雄君の一般質問を終わります。  これにて一般質問を終結いたします。                 ━━━━━━━━━━━━ ○議長(佐山正 君) 10分間ほど休憩いたします。                 午前10時32分休憩                 ───────────                 午前10時42分再開 ○議長(佐山正 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。                 ━━━━━━━━━━━━ ○議長(佐山正 君)  △日程第2、市議第22号 伊東市消費生活センター条例を議題といたします。  この際、申し上げます。本案並びにこの後議題となります市議第23号から市議第26号まで及び市議第32号の条例6件並びに市議第29号から市議第31号までの各会計補正予算3件につきましては、委員会に付託の上、詳細にご検討いただく予定でありますので、質疑は大綱にとどめられますようお願い申し上げます。  なお、議案審議に際しましては、通告のない質疑を行う場合、会議規則第53条第2項の規定に基づき、挙手をされるのと同時に「議長」と呼び、自己の名前または席次番号を告げていただきますようお願い申し上げます。  直ちに質疑に入ります。発言を許します。 ◆13番(杉本憲也 君)今日もよろしくお願いします。  4点伺います。議案は13ページになりますが、まず1点目ですが、今回新設される消費生活センターの利用者となる消費者の方について、伊東市としては主にどのような年齢層をメインにターゲットとしてお考えになられているかということが1点目です。  それに関連して、2点目ですが、議案の13ページの第4条の開所時間に関してですけれども、現役世代に対しては非常に利用しにくい。土日祝日とか夜間というのを休みにして、平日日中の午前9時から午後4時に限って設定した根拠は何かということをお伺いします。  もう一つ、第6条に関してですが、消費生活相談員就任予定者の方というのは、全員消費生活相談員資格試験という国家試験に合格している方が就任する予定でいいのかということと、あとはその方が万が一お休みになったときも継続できるかという観点から、消費生活相談員資格試験は誰でも受験できる資格なんですけれども、伊東市の職員で資格を保有している方はいらっしゃるか、以上4点お願いします。 ◎市民部長(三好尚美 君)お答えいたします。  まず最初の質疑でございますが、利用者となる年齢層をどのように想定しているかということでございますが、特に年齢層の想定ということはしておりませんで、一般の市民の方に広くご利用していただくということを考えております。ただ、相談の傾向といたしましては、最近ですと高齢者の方からの相談等が多いような状況にはなっております。  次に、開所時間をどのように設定したかということでございますが、県内の市町等の状況を勘案しますとともに、昨年度まで本市では隔週で週に2日、消費生活相談を実施しておりましたことから、その実績等を踏まえて今回の開所時間の設定をさせていただきました。  次に、第6条関係、消費生活相談員の資格試験の合格ということですけれども、現在、任期付職員として公募いたしまして、2名の職員を7月1日から消費生活相談員として採用しております。市内におきましては資格取得者がいないような状況で、応募のあった2人に対して、これまでの消費生活相談業務への関わり、研修会等への参加状況等から知識、経験等を確認して、面接で採用したということになっております。  職員の資格取得者については、職員の中では資格を持っている者はおりません。以上でございます。 ◆15番(鳥居康子 君)消費生活センターの条例ということで、これまで市民サービスセンター、そして今、市民課の市民生活係でしょうか、そういう名称で、このたび消費生活センターということで新たに定めるということでありますけれども、今まで担ってきた市民に対しての相談の体制が名称とともに変化してきたのかなということと、それから特に消費生活センターとはっきりと銘打ってしっかりとやっていくということで、これは国とか県とか、そういう指導があったのか、件数が多くて、しっかりと市民生活に対応するということでの今回の消費生活センターの条例の制定という考え方でよろしいのか、その辺をお伺いいたします。 ◎市民部長(三好尚美 君)センター設置に当たりまして国の指導等があったかというような最初のご質疑かと思いますけれども、国におきまして平成27年に地方消費者行政強化作戦が定められまして、消費者安全法第10条第2項に基づく消費生活センターの設置を地方において推進しております。それにおきまして本市においても消費生活センターの設置という方針を定めて、消費生活センターを設置するということにいたしました。件数等の状況ですけれども、令和元年度は227件、その前の平成30年度は225件、その前につきましては50件から100件という状況になっておりますので、件数もだんだん増えてきているということ、あと相談内容も様々な内容で高度化しておりますので、消費生活センターの設置が必要と考えて設置することといたしました。以上でございます。 ○議長(佐山正 君)ほかに質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐山正 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  市議第22号は、常任総務委員会に審査を付託いたします。                 ━━━━━━━━━━━━ ○議長(佐山正 君)  △日程第3、市議第23号 伊東市経済変動対策資金貸付金新型コロナウイルス感染症対応枠利子補給基金条例を議題といたします。  直ちに質疑に入ります。発言を許します。 ◆13番(杉本憲也 君)利子補給の基金のことになりますが、今回、伊東市はたしか10年間利子補給をするという施策を行っていたかと思うんですけれども、今回の条例案を見ますと、令和7年度末までに廃止となっていて、5年間になっているかと思うんです。その根拠としては、内閣府地方創生推進室が6月24日に出している通知がありまして、その取扱いの中で、原則、基金については令和7年度末までに廃止をしなさいということに基づいているかと思うんですけれども、内部手続として確認をしたいんですが、原則令和7年度末ということは、反対解釈すれば、例外的な事由があれば令和7年度を超えても基金を創設し続けられるというふうにも解釈できるんですが、この点について、例外的なものが何になるのかという点について内閣府等に確認をされたという経緯はありますでしょうか。 ◎財政課長(木村光男 君)お答えいたします。  特に内閣府のほうに例外的な事案に関しての問合せはしておりません。ただ、今回の基金に関しましては、その財源が地方創生臨時交付金を充てることになっておりますので、あまり長い期間の分を想定しますと、ほかの事業の財源として活用ができなくなる部分もある。それから、多分これは国の適正化法の対象にもなってきまして、基本的に国の補助金の期間といたしましては5年間が証拠書類等の保存期間にもなりますので、そういったことからも、ここは国の制度に基づいて5年を限度とするのが一番適正かなという判断をしたところであります。以上です。 ◆13番(杉本憲也 君)ありがとうございました。事情は分かりました。私は今朝、内閣府の地方創生推進室のほうにもこの点について確認をさせていただきましたら、現状、原則の例外に当たる部分というのは、お問合せはかなりあるんですけれども、認めてはいないということなんですが、今後の経済状況、感染拡大状況によっては、今後、この例外として令和7年度を超えた基金の創設についても検討しているということですので、そういった情報が入り次第、伊東市としても適切に対応をお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(佐山正 君)ほかに質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐山正 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  市議第23号は、常任総務委員会に審査を付託いたします。                 ━━━━━━━━━━━━ ○議長(佐山正 君)  △日程第4、市議第24号 伊東市税賦課徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに質疑に入ります。発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐山正 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  市議第24号は、常任総務委員会に審査を付託いたします。                 ━━━━━━━━━━━━ ○議長(佐山正 君)  △日程第5、市議第25号 伊東市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに質疑に入ります。発言を許します。 ◆13番(杉本憲也 君)今回、都市計画税の賦課徴収条例が変わるということになるんですけれども、この改正により本市の税収にどの程度影響が出ると試算をされているでしょうか。 ◎総務部長(浜野義則 君)税収への影響でございますけれども、これは固定資産税とも併せて行うものでありますが、細かい試算をしていないんですけれども、減免ということでございますので、かなりの事業者の方が対象になってくるということでございますので、それ相応の割合になってくるのかなと考えております。すみません、細かいところは試算をしていないところでございます。 ◎課税課長(萩原智世子 君)対象となり得る固定資産税、都市計画税につきましては、総額で15億円ほどになるかと想定されるんですけれども、その中で、こちらにつきましては減収が相当程度あった方が対象になりますので、どの程度そちらに申請があるかというのは今なかなか見込めない状況にはなっております。一応最大で3,000人ぐらいの方が申請されるのではないかというふうには見込んでおるところです。以上です。 ○議長(佐山正 君)ほかに質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐山正 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  市議第25号は、常任総務委員会に審査を付託いたします。                 ━━━━━━━━━━━━ ○議長(佐山正 君)  △日程第6、市議第26号 伊東市手数料徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに質疑に入ります。発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐山正 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  市議第26号は、常任総務委員会に審査を付託いたします。                 ━━━━━━━━━━━━ ○議長(佐山正 君)  △日程第7、市議第32号 伊東市新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対する傷病手当金の支給に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎市民部長(三好尚美 君)市議第32号 伊東市新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対する傷病手当金の支給に関する条例の一部を改正する条例について説明いたします。  追加議案の3ページをご覧ください。初めに、本条例の改正の趣旨でありますが、新型コロナウイルス感染症に感染した国民健康保険に加入している被用者に対して支給する傷病手当金について、国の財政支援の期間に合わせるため、伊東市新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対する傷病手当金の支給に関する条例の一部を改正するものです。  それでは、改正条文につきまして、4ページの新旧対照表により説明いたします。附則第2項中「9月30日」を「12月31日」に改めます。  1ページにお戻りください。附則におきまして、この条例は公布の日から施行することといたします。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(佐山正 君)これより質疑に入ります。発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐山正 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  市議第32号は、常任総務委員会に審査を付託いたします。                 ━━━━━━━━━━━━ ○議長(佐山正 君)  △日程第8、市議第29号 令和2年度伊東市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。  直ちに質疑に入ります。質疑は歳出から順次行います。  まず、第1款議会費、第2款総務費、第3款民生費及び第4款衛生費の4款について質疑を行います。発言を許します。 ◆20番(青木敬博 君)すみません、1点だけ聞かせてください。総務費の情報管理費、光ファイバ網整備事業ですけれども、これが終わると伊東市は全部光ファイバが入らないエリアがなくなったという解釈でいいかというのと、また、これが承認されて工事が始まった場合、いつ頃終わる予定なのか。今、不動産は活況だというので、その辺が大きな影響を与えると思うので、教えていただければと思います。 ◎情報政策課長(稲葉信洋 君)お答えさせていただきます。  まず、1点目の市内の整備が本事業で完了するかという点につきましては、本事業をもちまして市内全域が光ファイバ網を利用できるようになります。  2点目の質疑の工事の完了時期につきましては、現時点では来年の3月中旬ぐらいを予定しております。以上でございます。 ◆2番(仲田佳正 君)青木議員と一緒ですが、光ファイバ網整備事業を今やる理由は何か、お教えください。 ◎企画部長(杉本仁 君)今回の補正で計上させていただいた理由でございます。伊東市は、今まで天城高原の伊東市域の部分、そこだけ光ファイバ網が整備されておりませんでした。基本的には民間事業者が行う事業でございますので、お隣の伊豆市におきましては合併特例債、または過疎地に指定されておりますので、そのような優遇された補助制度を使いまして昨年度までに実施をしております。伊東市の部分だけできませんでしたので、今回、国の高度無線環境整備推進事業の助成を受けまして、この9月補正で対応することにしたところでございます。また、その大きな理由としては、今ADSLを使っているところが、光ファイバ網が整備される。移住・定住、またテレワークの方々も、そちらで非常に仕事をしやすくなる。もう1点、当該地域に小学生と中学生が居住しております。GIGAスクール構想とか、いわゆるリモートでの教育、そういうものに対しても、市内の方々と格差が生じないように、やはり全域で光ファイバ網を整備するということで、市が補助することを決定したところでございます。以上でございます。 ◆2番(仲田佳正 君)光ファイバ網整備事業補助金に計上されている1,220万円ですが、これは全額市の負担になるのでしょうか、その辺をお聞かせください。 ◎企画部長(杉本仁 君)今回、1,220万円で補助金を計上させていただきましたが、そのうち512万円につきましては国の臨時交付金のほうで対応するようになります。一般財源は残りの7,080万円ということで考えております。以上でございます。
    ◎情報政策課長(稲葉信洋 君)ただいまの部長の答弁を若干補足させていただきます。補助金が1,220万円で、臨時交付金512万円につきましては、今後、12月議会以降での補正となりまして、一般財源投入額は708万円の予定でございます。以上でございます。 ◆1番(田久保眞紀 君)これは高度無線環境整備推進事業という国のほう、総務省が補助をしてそれが事業者に回ると。総事業費としては幾らの事業費になって、そのうち事業者が負担するのは幾らで、伊東市が負担するのは幾らで、国の交付金を予定しているのはどれくらいなのでしょうか。 ◎情報政策課長(稲葉信洋 君)総事業費といたしましては2,117万4,000円となっております。国のほうの補助金につきましては、事業者のほうが直接申請し、直接補助金を収受する形になっておりまして、補助対象事業費が1,290万円、その3分の1の640万円を事業者が直接収受する形になっております。事業者のほうの負担分は257万4,000円、伊東市のほうの一般財源ベースですと負担額が708万円、プラス臨時交付金で受ける分が512万円となっております。以上でございます。 ◆10番(重岡秀子 君)同じく12ページの生活困窮者自立支援事業の中で、これは相談件数が増えたというご説明がありましたが、時間外勤務手当的なものなのかどうかということと、もし現状で自立支援事業が例えば何割増しぐらいで相談が増えているかということが分かれば教えていただきたい。  あと2つ、子ども子育て支援システム改修委託事業で公定価格が変わったというのと、もう一つ、生活保護も制度が変わったということでシステム改修委託料が出ていますが、その3点をお伺いします。 ◎健康福祉部長(松下義己 君)まず、生活困窮者自立支援事業の自立相談支援事業委託料でございますけれども、これは社会福祉協議会のほうに委託をしておりますくらし相談センター「こころ」が今現在3人体制のところを、相談ケースが多くなってきているので、1名増員して4人体制にということでの委託料の増となっております。それから、相談件数ですけれども、8月末までのところで相談件数が116件ありまして、前年度と比較いたしますと、前年度が48件ですので、68件ほど増になっているという状況になっております。  それから、生活保護システムのほうですけれども、生活保護システムにつきましては、令和2年10月から制度改正がございまして、日常生活支援住居施設というものがございますが、そちらのほうへの入居者への扶助がされるという仕組みになるということで、制度変更になります。それに基づきまして、国への報告様式とかも変更になりますので、そういったレイアウトの改修で改修委託料ということになります。以上です。 ◎教育委員会事務局教育部長(岸弘美 君)児童福祉費におけます子ども・子育てに関わるシステム改修の内容でございますけれども、今回、公定価格の加算条項が大分変更になってございまして、通常のメンテナンスの中では改修ができない程度の細かな改修が多いものですから、補正予算を上げさせていただき対応させていただきたいと思っております。以上です。 ◆10番(重岡秀子 君)ありがとうございます。  あと、16ページの認定こども園施設整備事業費補助金というのは、川奈愛育クラブで認定こども園を始めるということだと思うんですが、これは施設改修費と捉えていいのかということと、認定こども園は来年4月からとか、日程は決まっているのでしょうか。  もう1点、その上の市立保育園改修等事業で、富士見保育園のトイレの改修ですが、乳児用が足りなくなったというご説明がありましたが、これはゼロから2歳とか、その辺の子供たちが増えているのか、その辺の背景を教えてください。 ◎教育委員会事務局教育部長(岸弘美 君)3つご質疑があったかと思います。まず1点目でございますが、川奈愛育クラブの認定こども園に関わる件ですけれども、お見込みのとおり、幼稚園施設の部屋を1つ改修いたしまして受け入れるという内容ですので、改修費に相当する分でございます。  開設の準備でございますけれども、施設改修だけではなくて、実際に法人のほうが県の指定を受けなければなりませんので、施設の改修と併せて書類の審査を通るということで、一応今4月をめどに開所するということで準備を進めているところであります。  3点目になりますけれども、公立保育園のトイレ改修の事業につきましては、富士見保育園の2歳児の部屋に新たにお手洗いを増設する工事でございます。どの施設も古くて、和式、洋式混在しておりますけれども、今のお子さんは、ほぼおうちでのトイレも洋式化されているということもありますので、利便性を高めるために、今トイレでない場所に新たにトイレを増設して保育の向上に努めていきたいと考えております。以上です。 ○議長(佐山正 君)ほかに質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐山正 君)質疑なしと認めます。  次に、第6款農林水産業費、第7款観光商工費及び第8款土木費の3款について質疑を行います。発言を許します。 ◆13番(杉本憲也 君)事項別明細書20ページになりますが、土木費の新型コロナウイルス感染症対策公共交通事業者補助金に関してですが、この事業内容及び補助率がどれぐらいかという点を教えてください。 ◎建設部長(石井裕介 君)お答えいたします。  まず、事業内容でございますが、本制度につきましては、新型コロナウイルス感染症対策としまして、新たに市内の公共交通事業者を対象に、感染症対策に要する経費として保有車両当たり一定額を支援するもので、市内を運行する鉄道とバスに対しましては1車両当たり3万円、タクシーに対しては1両当たり5,000円の額を補助することで考えているものであります。補助率ということについては、率ということはないんですけれども、感染症に要する経費を積算する中で、他市町、近隣でも類似の支援をしているところがありましたので、金額についてはこの額で設定いたしたところでございます。 ◆5番(石島茂雄 君)7款の観光商工費についてお伺いいたします。観光宣伝委託事業ですけれども、これは秋花火のことだと思うんですが、市長から7月27日に市議会議員の方にまずお話があるということで、この花火のことを伺いました。このときには、700万円の寄附があって、5回ぐらい花火を上げる。あとはほとんど決まっていなかったような感じがするんですね。何か意見はございますかというところで、1回は大室山で上げてほしいということを申したんですけれども、3回目に大室山で上がることに決定しましたが、この決定した理由、石島議員の意見で決まったというのであればそれでもいいんですけれども、ここのところをお聞かせください。 ◎観光経済部長西川豪紀 君)今回の秋花火につきましては、誘客という目的もございますが、コロナ禍におきまして市民の皆様は行動自粛をされていたということもございまして、市民の皆様の厚生娯楽としての意味合いも持っております。ということで、市街地だけでなく、市南部地域での開催も検討してまいったところでございます。大室山の山頂から花火を打ち上げるということで、広範囲に市民の皆様に観賞していただけるものと思います。その中で市南部地域の方にも花火を楽しんでいただけるということなど、そういったことも総合的に判断いたしまして、あとは観光関係団体の皆様の意見も聞く中で、大室山での開催が決定したという経過でございます。以上です。 ◆5番(石島茂雄 君)ありがとうございます。初めての大室山山頂での花火大会ということですので、15分としても、例えばそれに係る安全対策、交通対策、あと初めてのことでの今後のPR等がございましたら教えてください。 ◎観光経済部長西川豪紀 君)大室山での打ち上げ花火ということで、当然交通対策であったりとか安全対策、ここをしっかりやっていかなければならないと考えてございます。交通対策といたしましては、そちらのほうに向かう路線バスが開催時間にはございませんので、ほとんどの方が自家用車でお見えになるということが想定されますので、さくらの里の駐車場をはじめ、周辺の駐車場につきましては警備員を配置いたしまして、入出庫に係る誘導でありますとか、路上駐車というのも考えられますので、そういった方々に対しての注意喚起であったりなどの警備を実施して、交通対策につきましては万全を期したいと考えてございます。また、安全対策につきましても、山頂におけます打ち上げ場所につきましては立入禁止にするなど、火気類の取扱いというのは十分配慮していきたいと考えてございますし、地元の池区の消防団にも協力していただきながら、万全の体制を築く中で実施をしていきたいという形を考えてございます。  それから、PRにつきましては、一番いい見どころはどこかというところもございますので、そういったところで周辺の観覧スポット、例えばさくらの里であったりとか、グランイルミの駐車場であったりとか、そういったところでよく見えますよということでホームページ等にも掲載する中で、PR、ご案内をしていきたいと考えてございます。以上です。 ◆10番(重岡秀子 君)観光商工費の中で、簡単で結構ですから、美しい伊豆創造センター負担金、これもコロナ対策ではないかと思うので、内容を教えてください。  それから、その下の商工業振興費で、住宅リフォーム振興事業補助金がありますが、住宅リフォーム振興事業の今の状況……。 ○議長(佐山正 君)重岡議員、所管の委員会の質疑ですので。 ◆10番(重岡秀子 君)すみません、失礼いたしました。  それでは、美しい伊豆創造センターの件と、次の20ページの都市計画費の中で、土地対策費で訴訟委託料というのがありますが、これも簡単にお願いします。以上です。 ◎観光経済部長西川豪紀 君)美しい伊豆創造センターへの負担金ということで、どういった内容かということでございますが、美しい伊豆創造センターにおきまして、国のGO Toキャンペーン等を踏まえた新規事業として、県外客の誘客事業としての2つの事業を実施するということを伺っておりまして、この新しい2つの事業というのが、GO To Travel事業の地域共通クーポンの利用促進を図るために、伊豆への誘客促進を目的といたしましたテレビCMを制作、放映するといった事業、もう一つの事業は、首都圏等への宣伝活動を行いますJR東日本での重点販売キャンペーンと連動した販売促進事業、この2つの事業を新たに実施するという決定がされましたところ、構成する13市町でその新たな事業に対する負担金を出し合うということで、今回、245万円の補正予算を計上させていただいたというところでございます。以上です。 ◎建設部長(石井裕介 君)土地対策費の訴訟委託料についてであります。議案説明の中でも、このたび宅地造成等規制法に基づく許可決定の無効確認を求める訴訟が提訴されたということで、訴訟代理人契約に要する経費を計上し、併せて債務負担行為を設定したところでありますが、この訴訟事件につきましては、平成30年に提訴されております宅地造成等規制法に基づく変更許可決定取消請求事件、それの法廷での審議が進行する中で、当初の許可決定行為の効力の確認を求めるものとして追加的に提訴されたものでございます。33万円でございますが、これは訴訟代理人契約、お1人15万円掛けるお2人の税込みの金額でございまして、現在係争中であります訴訟と経過を同じくするものでございますので、訴訟代理人弁護士については、引き続きお2人の方、そして金額につきましては、従前の半額ということで調整いたしたところでございます。 ○議長(佐山正 君)ほかに質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐山正 君)質疑なしと認めます。  次に、第9款消防費、第10款教育費及び第14款予備費の3款について質疑を行います。発言を許します。 ◆13番(杉本憲也 君)消防費の防災用資機材購入費の今回の金額の算出根拠に関してお伺いをいたしますが、今年度、自主防災会から申請された資機材数に対して、この予算が実現することによって、申請数に対してどれぐらい充足されるのかということと、昨年度、同様に申請されたものに対して充足された割合はどれぐらいかという点について教えてください。 ◎危機管理部長危機管理監(近持剛史 君)今回の資機材の交付につきまして、要望に対してどのぐらい交付することができたかということになります。今年度の実績につきましては今持っていませんけれども、令和元年度につきましては、約1,800万円ほどの自主防災会からの要望があります。これにつきまして、当初予算、また補正で予算を立てまして、最終的には約900万円の予算がつきましたので、900万円の予算で執行しています。要望に対して約50%の資機材を交付しているということになっております。以上です。 ◆10番(重岡秀子 君)20ページの教育費で、放課後児童クラブが池小に開設されると思うんですが、池小の教室を借りるのか、それとも外部に施設を求めているのかということを1点お聞きしたい。  それから、次の22ページで、学校給食センターの食材等購入取消料ということで、これは3月の分ではないのかなと思いますけれども、簡単に説明をお願いします。 ◎教育委員会事務局教育部長(岸弘美 君)2点のご質疑かと思われます。まず、1点目の放課後児童健全育成事業の新しく建てるところにつきましては、池小学校区でございまして、池区がお持ちになっている一軒家をお借りして、そちらでやるような形になっております。  それから、2点目の食材等購入取消料の根拠でありますけれども、お見込みのとおり、3月の臨時休業に伴いまして、学校給食センターのほうで期間的にやっておりますパン、お米、学校給食会のほうから納入をしております、そちらの食材についての補填という形での支出を考えております。以上です。 ○議長(佐山正 君)ほかに質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐山正 君)質疑なしと認めます。  次に、歳入全般、債務負担行為の補正及び地方債の補正について質疑を行います。発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐山正 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  市議第29号は、各所管常任委員会に審査を付託いたします。                 ━━━━━━━━━━━━ ○議長(佐山正 君)  △日程第9、市議第30号 令和2年度伊東市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  直ちに質疑に入ります。質疑は全般について行います。発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐山正 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  市議第30号は、常任総務委員会に審査を付託いたします。                 ━━━━━━━━━━━━ ○議長(佐山正 君)  △日程第10、市議第31号 令和2年度伊東市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  直ちに質疑に入ります。発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐山正 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  市議第31号は、常任観光建設委員会に審査を付託いたします。                 ━━━━━━━━━━━━ ○議長(佐山正 君)以上で本日の日程全部を終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。                 午前11時24分散会 1   令和2年 9月15日(第16日) 委 員 会 1   令和2年 9月16日(第17日) 委 員 会 1   令和2年 9月17日(第18日) 本会議なし 1   令和2年 9月18日(第19日) 本会議なし 1   令和2年 9月19日(第20日) 休   会 1   令和2年 9月20日(第21日) 休   会 1   令和2年 9月21日(第22日) 休   会 1   令和2年 9月22日(第23日) 休   会 1   令和2年 9月23日(第24日) 本会議なし 1   令和2年 9月24日(第25日) 本会議なし 1   令和2年 9月25日(第26日) 委 員 会 1   令和2年 9月26日(第27日) 休   会 1   令和2年 9月27日(第28日) 休   会...